古道について

高山村古道(草津道)って

草津道は、山田温泉から松川に沿って登り、県境の山田峠を越えて関東と北信濃を結ぶ道でした。

中世には、軍事や交易、信仰の道として多くの人が行き交いました。近世になり、湯田中から横手峠越えのルートが中心になりましたが、草津道も鉱山や山仕事の道として利用されていました。戦後になって、鉱山は閉鎖し薪や炭も使わなくなり、道は松川渓谷の奥に眠っていました。

草津道のうち高山村の区間を、紅葉のすばらしい松川渓谷奥深くを探訪できる道として、整備して復活させ、秋の紅葉トレッキングを行っています。

復活作業は今も続いています。